1月31日、その日はイスキアの命名を頂いた佐藤初女さんの様子が気になっていた日だった。電話をしてみようかと思ったけれど、日曜日で御迷惑かもしれないと思って結局電話はしなかった。そして、この日は、事業所の契約の日で、街のイスキア訪問ナースステーションを本当にやるんだということで、大きな覚悟を決める日であった。
契約を済ませた晩に、佐藤初女さんは天国に召された。
まるで、私たちの事業を見届けるかのように、そのタイミングで逝かれてしまった。
このことを、財団の先生に報告すると、
「神さまが、あなたの決心まで、その死を遅らせて下さった、、かも知れません。キチンとすすめることが、供養ですよ。」
との言葉を頂いた。
ああ、本当にそうなのかもしれないなと思った。
そうして、初女さんの長年続けてきた「イスキア」は、私たちの「街のイスキア」へ引き継がれたのだなと思えた。
その言葉の通り、きちんと急いで物事を進めることで、勢いにのってなんとか訪問看護の事業所申請にこぎつくことができた。
イスキアがようやく世間に芽吹いたことを、しらしめる大きな出来事だと思っている。
おとめ座の満月に、色々なことが完了され、全ては最良のタイミングできているのだなと思う。
佐藤初女さんとの生前最期の会話である
「心があればやれるわよ」の言葉に励まされながら、邁進するのみだ。
そんなはじめの一歩を踏み出せた私に、はなむけのお花を訪問看護の修行をさせていただいたレディーバグ訪問看護ステーションから頂いた。
私のはじめの一歩を、祝福してくれるようで、本当に嬉しい。
今から始まるんだな~
皆様ぜひ、応援のほどをよろしくお願いいたします。
ステーション所長 石川 麗子
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