9月29日に開かれた映画上映会は、多くの方にお越しいただき、感動と共に幕を閉じさせていただきました。北は新潟県の長岡市から、横浜から千葉からと遠方からも足を運んで頂き、また20代から90代までと幅広い年代の方に来ていただけました。
受付では、イスキアOBスタッフも手伝いに来てくださり、笑顔で皆様をお迎えしました。
今年で3周年ということもあり、看板も作りました。イスキア通信は初年度より発行し続けて、今回で40号となりました。並べてみると、感慨深いものがあります。よく「いつ作っているの?」とご利用者様に言われるのですが、夜なべして作っています。
葬儀社“花心”さんの協力も得て、会場には野の花が飾られ、映画の中に出てくる雑木林を彷彿とさせる場となりました。映画もさることながら、立見迪子さんのお話もその自然の中に溶け込むように、絵本と詩を交えた優しく美しい世界を表現してくれました。
迪子さんは、亡きご主人から「輝いて生きていってね」という言葉を頂いたという話で綴ったのですが、参加者の方々から「私も輝いて生きていこうと思いました」「珠玉の言葉を頂きました」というお声を伺いました。皆様の心に響く一日となったことが、主催者としては何よりもの喜びです。ご来場頂きました皆様、ご協力頂きましたスタッフやボランティアの方に心から感謝いたします。
絵本コンシェルジュ立見さんが読んでくれた絵本の紹介
【Life(ライフ)】
作:くすのきしげのり、絵:松本春野
おじいさんを亡くして悲しみにくれるおばあさんが、「lifeライフ」という変わったお店でのつながりから、すてきな春を迎えるお話しです。
人は知らず知らずのうちに優しさにふれ、支えあって生きていけるのだということを教えてくれる絵本です。
想いは必ず届くのだということを忘れないでいたいと思える気がします。
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