目黒区では、積極的に行われているDカフェは、介護されるご家族や御本人様が気軽にどこでも参加できるカフェです。このカフェは、様々なところでしているのですが、厚生中央病院でも行われています。8月21日に石川もゲストスピーカーとして参加してきました。厚生中央病院ということもあり、ご家族の他にも、医師や看護師も参加してくださいました。少しでも「訪問看護」に触れてもられる機会と思い、ご利用者さんとよく行う簡単な体操・ストレッチ、絵本の朗読など交えて話をさせていただきました。
何度もお伝えしているように石川は、緩和ケアに従事して10年以上経ちます。緩和ケア病棟で学んできたことは、とても大きく「どうして緩和ケアから、訪問看護なのか・・・」を改めて振り返り、そのことについて話をさせていただきました。緩和ケアで大切にしてきたことは、在宅看護・訪問看護と深く結びつくことを今、現場でケアしながら痛感しています。どちらの現場でも、以下のことに重きをおいています。
1.その人らしさの生活を支える
2.家族看護
☆患者のなくなった後をも支える
3.生命の尊重と死を重んじる
4.心地よいケアの提供
5.笑顔のみえる看護
6.安らぎを大切にする
☆安らぎは、「人が他者や何らかの事例を気遣うとともに、自ら人に 気遣われていると感じることから生み出される」
今ままで以上に、その方の安らぎを得られるような看護を目指していきたいと思います。
お知らせ
「Dカフェnet」が、『認知症の人と家族のための「地元で暮らす」ガイドブックQ&A(メディカ出版刊 1800円プラス税)』の新刊本を作りました!
Dカフェに集まる家族と、専門家で一緒に作り上げた本で、ご家族に寄り添った内容となっています。 ぜひ一読してください。
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