木村看護教育振興財団 「未来を拓く 看護の力」講演会に参加しました!

11月11日に開かれた木村看護教育振興財団主催の講演会に石川が行ってきました。総勢473名の多くの看護職の方々に囲まれ、改めて在宅看護の必要性、看護が地域に必要とされていることを感じた一日となりました。

私たちがかかわる在宅療養者も大変お世話になっているパラマウントベッドの木村社長が、40周年を記念して立ち上げられたこの財団は、今年で26年となるそうです。

木村財団は、日本ではじめて医療用ベッドを開発していくうえで、看護師の意見やアドバイスは貴重でだったという感謝の想いから、看護師のための教育に携わる活動をされています。その恩恵にあずかり、大変内容の濃い講演、パネルディスカッションを拝聴させていただきました。

笹川記念保健協力財団でお世話になっている喜多会長の講演では、私たち日本財団在宅看護センター起業家育成事業の紹介がされていました。喜多会長は、この事業について「心優しき 看護師諸氏が、地域社会を支える 鬼の経営者に変容される場。 笹川記念保健協力財団・・・わたしはその「夢」を追い続けています。」とまとめていました。

喜多会長から、看護師が社会を変えていくんだといつも言われ続けていますが、健全経営のためには時に鬼にならなくてはならないのかと、心しました。そして、来年には5期生を迎えるこの事業が少しずつ拡大され、同じ仲間が増えていることを頼もしく思いました。

 

パネルディスカッションでは、世田谷区で活躍されているアーバンクリニックの活動を聴いて、やはり地域医療にクラウドをうまく活用されることは大事だと確信しました。情報の共有がスムーズで、時間も短縮、効率がよいというメリットがあります。

また、これからの地域ケアのあり方について、「integrated統合的ケア・治療」として、統合的提供を可能とするマネジメント、チームアプローチが必要との話に深くうなずきました。今年からは看護小規模多機能居宅介護施設も設立され、増々地域になくてはならない存在となっていくのを感じました。

地域の人々の暮らしをささえるために、様々な取り組みをされている人たちが全国各地にいることを知り、頼もしくもあり、私たち自身もまた頑張って貢献していきたいという力をいただきました。

一期生の仲間たちとも、情報を共有し楽しいひと時を過ごせ明日からまた頑張っていきたいと思います。

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街のイスキア訪問ナースステーションでは、一緒に働いてくれる看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を募集しています。

訪問の経験がない方でも、訪問の同行体験なども行えます。お気軽にご連絡ください。

 

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