人生の仕舞い方講座 シリーズ第1弾 開催しました!

3月8日、冷たい雨の中、草履でいらしたのに白足袋は白く、作務衣の裾は、まったく汚れてない宮島基行先生(阿闍梨)のその姿に、驚きを隠せずにいたことを思い出しながら、この記事を綴っています。

修行で積み重ねていることがそれとなく、じんわり滲み出る宮島先生の人生の仕舞い方の語りは、『ひと昔前は、修行と学び(教育)は一緒だったこと。聞いたことを実践しないのは単なる情報である』と、現代の情報過多の状況と、情報を受け取る私達の心持ちのあり方を振り返ることからスタートしました。
人生の仕舞い方仏教の教えの1つ『怒らず』を通して、『怒っている自分自身の現状を把握する事』『怒らないものの見方を育てること』 『行動を変えると、物事の考え方が変わること』そして『どんなにひどい状況でも、自分にとっては素晴らしい側面があると気づき、発見すること』を改めて学びました。何事も、外部のせいにせず、まずは自分の内側を観ることが大事なのだと思いました。

また、仏教でいう『苦』は、悪いことやネガティブなことを意味するのではなく、思い通りにならないことであり、生老病死(四苦)も同様であること、そして『思い通りになることが、当たり前だと思っていませんか?』と言う問いかけに、身が引き締る思いでした。

職種が異なる15名の方にお越し頂き、外の寒さを忘れるくらい、皆さんの熱気で会場は暑くなりました。2時間の講座の中で宮島先生に、ここには載せきれない、仏教、仏法について、たくさんのことを語って頂きました。月日がたち、講演会を振り返る中で、『身の周りで起こること全てに、気づきを見出し、驕らず謙虚に過ごすことを心掛けていく、それが人生の仕舞い方の土台になる』と感じています。

文責:大越 由貴