嚥下機能評価について学びました

リハビリセラピストは、3種類の専門に分かれています。

我が街のイスキアの大越は作業療法士ですが、それ以外に理学療法士と言語聴覚士がいます。

言語聴覚士(ST)は主に脳卒中の後遺症による高次脳機能障害、構音障害(うまく話せない)、失語症(言葉が出てこない)、摂食・嚥下障害(食べたり飲んだりすることがうまくできない)のある患者さんを中心に各種検査ならびに訓練を行います。

かねてから、嚥下機能の低下してきたご利用者さんに、ナースとしてどのように機能評価をするのか、どのようなケアが必要なのかを深めたいと考えていました。

今回は大越の紹介で春日STさんに、街のイスキアの事務所まで来ていただき、スタッフ研修会を行いました。

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まず、嚥下機能を評価するには、正確な情報を収集することが大事だということでした。
・何でむせるのか?
・いつむせるのか?
・どうむせるのか?むせた後どうなるのか?
・むせの頻度は?
など、質問紙や評価表などを参考にしていくと、全体像がみえていきます。
また、私達ができる嚥下スクリーニングを実際にやってみました。
聴診器を頸部にあてながら、嚥下をしてもらい、その際に異常音がしないかを確認します。
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はじめは唾液をただ嚥下してもらうのですが、
口が乾いていてなのか、嚥下障害があるのか?!ゴックンに難渋しました。
「所長大丈夫~?」と心配されてしまいました。
その後は、実際に食べ物を嚥下してもらうのですが、嚥下補助食品や、ヨーグルトなどを試して、ゴックンの状況をそれぞれ確認いたしました。
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実践を交えた研修をすると、スタッフみんな生き生きとしてきます。
明日から現場ですぐに使えそうな技術を学ぶことは、ご利用者さんにとっても益となりますが、私達ナースにとっても、自信に繋がり、また困っている方へ貢献できるというニーズへ繋がります。
「最期まで、できるかぎり食を支える」街のイスキアのコンセプトは、故佐藤初女さんから、「食」についてもやっていってくださいという願いから大事にしています。
誤嚥を恐れずに、でもその危険性も常に念頭におきながら、「どうやったら食べられるのか?」をチームで支えていきたいと思います。